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【読書記録】2019年8月に読んだ本まとめ


こんにちは。朝夕はかなり過ごしやすくなりました。
8月に読んだ本のまとめです。

8月は暑さで死んでいたので、合計5冊でした。

 

 

 

沢野ひとし『山の帰り道』

山の帰り道

山の帰り道

 

山があるから登り、酒があるから飲む──いくつになっても好奇心とわがままは人一倍。丹沢から南アルプスまで、飽きることのない山への憧憬を、町田の馬肉屋で梅割を飲みながらつのらせる、哀愁画伯の抒情エッセイ集。

山登り一族の登山記録、と思って読み進めていたら途中から雲行きが怪しくなってきて、熟年離婚の危機にやさぐれる呑み親父の逃避日記っぽく…(汗)
前半はタイトルから期待する内容で良いと思います。前半は。

 

 

レイモンド・チャンドラー『プレイバック』

プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫)

プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

「聞こえているのかね?私はこう言ったんだ。こちらはクライド・アムニー、弁護士だと」―午前六時半。一本の電話が私立探偵フィリップ・マーロウを眠りから覚まさせる。列車で到着するはずの若い女を尾行せよとの依頼だった。見知らぬ弁護士の高圧的な口調に苛立ちながらも、マーロウは駅まで出向く。しかし、女には不審な男がぴったりとまとわりつき…。“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズ第七作。

チャンドラーの続き。 
ちょっとオースターの『幽霊たち』を読み直したくなりました。

 

 

レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』

ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)

ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)

 

私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。
あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。
何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。
しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。
が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた…… 

チャンドラーの長編おわり。これが一番好きですね。
次が最初に読んだ『大いなる眠り』かな。 

 

 

時雨沢恵一『キノの旅』(22)

キノの旅XXII the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅XXII the Beautiful World (電撃文庫)

 

キノとエルメスは誰もいない街を走り――そして、国の南側で、一つのドームを見つけた。「よし、行ってみよう」そのドームへ続く道へとエルメスを傾けた。薄暗いドームの中には、平らな石の床が広がっていた。その上に、無造作に散らばっているのは、多種多様な白い骨。薄暗闇の中で、骨はまるで、ちりばめた宝石のように光っていた。「なるほど……」「一つ謎が解けたね」キノは、滅多に点灯させないエルメスのヘッドライトをつけた。ドームの床を、真っ直ぐな灯りが走った。「いくよ」「あいよ」(「餌の国」) 

この作品も長いですね。新刊が出るとつい買ってしまいます。
今回は『仮面の国』が良かったです。
シズと陸が好きな人には『届ける話』が嬉しいのかな。
(togurashiの好みは 師匠組 > キノ組 > シズ組 >フォト組)

 

 

 

H・P・ラヴクラフト『ラヴクラフト全集』(1)

ラヴクラフト全集 1 (創元推理文庫)

ラヴクラフト全集 1 (創元推理文庫)

 

幻想と怪奇の作家ラヴクラフト。その全集第一巻! 彼の生みだしたクトゥルフ神話が怪しく息づく傑作「インスマウスの影」そして「闇に囁くもの」、デラポーア家の血筋にまつわる恐るべき秘密を描いた「壁のなかの鼠」、彼の知られざる一面を垣間見せるブラック・ユーモアの「死体安置所にて」の全四編を収録、怪奇小説ファン必読の書! 

せっかく夏だしホラーを読もう、と思い立ったのは8月も末でした。。
収録作品の中では「インスマウスの影」が良かったです。 
有名な作品なのでうっすらと筋は知ってるのですが、 これまで読んだことがなく。
ただ、たぶん ここ まで変化した人は、きっと肖像画とか写真とか残さなそうですけど。